焼酎ベースのオリジナルカクテルを自宅で楽しもう!
2024.12.02
一番身近なカクテルといえば?
そう、チュウハイです。
スーパーやコンビニでもよく目にしますよね。ビールや日本酒や焼酎に比べて「お酒」の感じがそんなに強くなくてジュースに近いので、お酒らしさが苦手な人でも楽しむことができます。
そんなチュウハイですが、基本的には「焼酎 + なにか + 炭酸水」のカクテルのことを指します。「チュウハイ」の「チュウ」は、「しょうちゅう」の「ちゅう」です。
そんな身近な焼酎のカクテル、チュウハイは、スーパーなどで買える材料で自分でも作ることができます!今回は自宅で作れる焼酎ベースのオリジナルカクテルを紹介します。
本格焼酎はチュウハイに向いてない?
一般的なチュウハイに使われる焼酎は「甲類焼酎」に分類される、風味が弱めの焼酎です。焼酎の味の主張が強くなくて、焼酎にプラスする何かの味とケンカしないので、チュウハイに使う焼酎として適しています。
一方で、各酒造さんが作っている本格焼酎は「乙類焼酎」に分類される、深い味わいが特徴の焼酎です。お酒一本で美味しく楽しめるどころか、水やお湯で割っても風味の豊かさを感じることができるお酒です。その分、味の力が強いので、一般的なチュウハイの素材には向いていません。
本格焼酎はカクテルに向いている
ですがカクテルには、ジンやテキーラなどの本格焼酎と同じように風味が強いお酒も、よく使われます。お酒に備わっている豊かな味わいを活かしたカクテルでは、お酒の風味が強いことは何の問題にもなりません。
むしろ、カクテルに複雑で深い味わいを与えてくれます。本格焼酎は、こういったお酒の風味を活かしたカクテルを作るのには適役です。
今回はジンやテキーラを使ったカクテルのように、 本格焼酎そのものの風味を活かしたカクテルのレシピを紹介します。
焼酎トニック
材料
- 本格焼酎 : 30ml
- トニックウォーター : 60ml
- 氷 : 適量
- ライム果汁 : 適量
- ライムスライス : お好みで適量
作り方
- グラスに氷と、ライムの果汁を入れる
- 焼酎をゆっくり注いで、軽く混ぜる
- トニックウォーターを加えて、さらに軽く混ぜる
- カットスライスしたライムを乗せる
ジントニックのジンを焼酎に変えてつくるカクテルです。ライムのさっぱりした風味が特徴のカクテルなので、あっさりしていながらも麦の香ばしい香りと味わいのある麦焼酎を使うのがオススメです。
ジンジャー焼酎
材料
- 本格焼酎 : 30ml
- ジンジャーエール : 60ml
- 氷 : 適量
- レモン果汁 : お好みで適量
- ミント : お好みで適量
作り方
- グラスに氷と、レモン果汁と、焼酎を入れる
- ジンジャーエールを入れて、ゆっくり混ぜる
- お好みで飾り付けにミントを乗せる
本格焼酎にジンジャーエールを入れて混ぜるだけの超簡単カクテルです。ジンジャーエールが万能なので使う本格焼酎は何でも大丈夫です。お好みの焼酎があれば、それをぜひ使ってみてください。
さいごに
本格焼酎は風味や味わいが強いので、それを活かしたカクテルに向いています。下のようにレシピを置き換えれば、もとからあるカクテルのレシピの代用として本格焼酎を使うこともできそうです。
焼酎のカクテル代用一覧
麦焼酎 → ジン | 香ばしさが特徴のお酒 |
壱岐焼酎 → ブランデー | ほのかな甘味がある |
米焼酎 → ラム | まろやかな口当たりで甘め |
芋焼酎 → テキーラ | 独特の風味、濃厚で甘みがある |
自分の好みの長崎県産の本格焼酎でカクテルを作ると、また違った魅力を発見できるかもしれません。カクテルにすることで飲みやすくなるので、いつもは本格焼酎を飲まない人にも本格焼酎カクテルはオススメです。ぜひ試してみてください。